2018年11月28日(水)、EGG JAPAN東京21cクラブにて「丸の内フロンティア定例会」を開催しました。テーマは「国内大手企業担当者が語るシリコンバレーの今と活用法」。モデレーターにIshin USA CEO兼イシン株式会社取締役の丸山広大さん、登壇者にはパナソニック株式会社ビジネスイノベーション本部主幹の足立崇彰さん、株式会社三菱UFJ銀行デジタル企画部米州ヘッドの齊藤健一さん、KDDI株式会社ビジネスインキュベーション推進部マネージャーの清水一仁さんをお迎えし、パネルディスカッションを開催しました。

■パネルディスカッション:「国内大手企業担当者が語るシリコンバレーの今と活用法」
【登壇者】
足立崇彰さん(パナソニック株式会社ビジネスイノベーション本部主幹)
齊藤健一さん(株式会社三菱UFJ銀行デジタル企画部米州ヘッド)
清水一仁さん(KDDI株式会社ビジネスインキュベーション推進部マネージャー)
【モデレーター】
丸山広大さん(Ishin USA CEO 兼イシン株式会社取締役)

■入居企業4社による事業ピッチ

■懇親会

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パネルディスカッションに先立ち、今回パネルを企画協力いただいたイシン株式会社の伊田 健一さんから同社の紹介をいただきました。「日系企業と世界のスタートアップ企業をつなぐパイプ役として、イベント、メディア、スタートアップ企業とのマッチングの3つを軸にオープンイノベーション支援に取り組んでいます。シリコンバレーに現地スタートアップ企業との協業の場を設け、グローバルなメディア運営、日本企業のアメリカ進出の支援をしています。」

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パナソニック株式会社足立さん「シリコンバレーは新しい技術やビジネスが生まれるところであることから、IoTのプラットフォームの運営や自動調理ロボットの製作など、ものづくりに関するスタートアップ企業のサポート事業を手掛けています。」

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株式会社三菱UFJ銀行 齊藤さん「シリコンバレーは世界のトップベンチャーキャピタルが集まる地。最先端のビジネスが発信される場所でもあり、これまで誰もフォーカスをしなかった分野にも、果敢に取り組んでいきたい。」

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KDDI株式会社清水さん「自社の利益よりもパートナーのメリットを優先する「パートナーファースト」の考え方で事業を進めています。」

パネルでは丸山さんからの「なぜシリコンバレーで活動するのか」という質問に「新しいビジネスがどんどん生まれるところだから」と足立さん。「信頼関係のあるネットワークを築くことで、優良なビジネス機会をいち早くキャッチできる場所だから」と齊藤さんは答えました。また、清水さんは「二人の意見に加えて、世界で注目されている情報をいち早く取り入れ、国内の消費者に向けて発信することが私たちの会社の目的だ」と熱く語られました。

続いて「どのようにして協業のスタートアップ企業を探しているのか」との問いに、齊藤さんは自社の米国子会社「ユニオンバンク」と協働しているとコメント。「ユニオンバンクとうまく協働しながら、企業にアプローチしている」と、三菱UFJ銀行ならではの方法を語られました。他にも、「優良なスタートアップ企業へは他社に先制してプレゼンテーションを行う」「他社との差別化をきちんと考え、スタートアップ企業へ訴える」など多くの意見が飛び交いました。

ディスカッションはさらに白熱し、「どんな人間がシリコンバレーで活躍できるか」という問いでは「事業経験と水平分業ができる人」「新しいものが好きでチャレンジ精神が旺盛な人」といった意見が出ました。清水さんは「横に立っている人に平気で話しかけられるかどうか。抵抗なくやってのける人こそシリコンバレーに向いているのではないか」と述べられました。

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第2部はスタートアップ4社によるピッチが行われました。三菱地所が運営に携わる日本初のFinTech拠点「FINOLAB」(大手町)から、TC3株式会社 吉川達郎さん、国内外最先端スタートアップ向けサービスオフィス「Global Business Hub Tokyo」(大手町)から、Symphony Communication Services Japan合同会社の上原玄之さん、ファイルフォース株式会社の高原慎太郎さん、VANTIQ Inc.の柳原孝志さんが順に登壇されました。

世界規模で事業を展開する各社より、安全な情報管理をするアプリケーションや、電子マネーの適切な運用に活用できるセキュリティサービスなど、自社の強みについて発表していただきました。

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懇親会では登壇者・参加者ともに新規事業や協業につなげるためのシリコンバレーの活用方法について今後の展望を語り、定例会は盛況のうちに終了しました。